ある在中国日本語教師の日記

日本に居場所があんまりない在中国日本語教師日記です。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「中国人の日本語作文コンクール」応募妨害事件

「中国人の日本語作文コンクール」というイベントが毎年あります。 日本の中国系出版社が主催しているコンクールで、今年で12回目になります。 昨年は中国全土約200の大学から5000人近くが応募しました。 昨年、三等賞以上の入賞者は71人いたのですが、教え…

作文添削を楽にするために

中国の大学で日本人教師に求められていること 当然ネイティブチェックです。 いちいちやってくださいと言われるわけではありませんが、中国人教師ではなかなか難しい、日本語発音矯正や日本語作文の添削が当然求められているはずです。 発音矯正はその場でで…

日本国内の日本語学校って本当に必要か?

中国での日本語教師歴3年ちょっと、国内の(普通の)日本語学校で働いたことがないので、的外れなことを書くかもしれないことを最初に断っておきます。 最近、国内の日本語学校に勤めていた知人に何気なく「そちらの学校ではN1(日本語能力試験一級)に何人…

授業は「ライブ」だ

教育方針というほど大げさなものではありませんが。 教師が百人いたら百通りの教師像(教育方針)があって、どれが正解ということもないと思うのですが、一応私にも自分なりの教師像があります。 私は普段、教室で怒ることはほぼありません。 うるさい時は「…

中国の日本人教師は奇人変人の宝庫?

今働いている大学には、私以外に日本人教師がもう一人います。先学期から新しく来た人です。 普段その先生と話しをすることは殆ど、というか全くありません。 中国にいる日本人教師って、もしかして奇人変人の宝庫だったりするのかなと感じます。 日本の就職…

国内の日本語学校と中国の大学の教え方の違い

日本国内の日本語学校と中国の大学の、教え方の違いについて多少述べたいと思います。 中国以外の国や、中国の日本語学校などについてはわかりません。 日本の一般的な日本語学校=クラスが多国籍で教師(当然日本人)が文法も含む全てを教える。直接法。 中…

なぜ中国で日本語教師?

日本で就職できないからです。 今まで零細印刷会社、ブラック制作会社、やくざな社団法人、零細出版社などで編集や制作の仕事をしてきました。 現在の職務経歴と年齢では、すでに日本でまともな会社に採用される見込みは限りなく低いでしょう。 というか、採…